時代の変わり目

2019年5月8日

 平成が終わりました。そして令和が始まりました。
今になって昭和から平成への移り変わりを振り返って、なるほどそれが節目だったのだなあ、と腑に落ちるような論説を聞くことが何度かありました。
芸能人や文化人の移り変わりだったり、メディアや社会の変化だったり。
平成から令和への移り変わりは…

 紀伊国屋書店弘前店が5月6日で閉店しました(当日午後の写真です)。
ちょっとしんみりです。

 思い返してみれば、弘前の街並みも随分変わったように思います。
2枚目の写真は代官町の通りで、土手町十文字から駅前方向に向かって見ています。昔この辺には電巧堂という家電量販店があって、そこには貸しスタジオがあって、結成前の人間椅子のメンバーらが練習していた。その近所にはモスバーガーがあって時々私も入り浸っていた。閉店最終日の紀伊国屋書店の前に自転車が沢山置かれているのを見て昔を思い出したけど、昔は若者でにぎわっていたなあ。

 3枚目の写真は、青森銀行記念館の前から弘前公園方向を見たものです。スパゲッティ屋「ナポリタン」があった区画が更地になってしまいました。この場所
も大掛かりに整備されるようです。奥のほうに見える公園の桜は、葉桜になってしまいました。

 昭和→平成の振り返りが示すように、今目にしているものの意味は、後から見ると違って見えるかもしれない。でも大概悪くは見えない。歴史は良い方向に動
かしているつもりだから。次の変わり目に今の変わり目はどう見えるのだろう?
 桜の花が終わり、りんごの花が咲きだしました。
大型連休も終わり、農家に限らず令和の仕事が始まります。
良い方向に向かって、また頑張りましょう。