長かった雪の季節もようやく終わりが近づいたと感じられる頃になりました。本来ならば「冬は温泉」なのでしょうが、雪の中の温泉はあまり写真映えがしないのでこの時期の話題といたしました。皆さんは当地の温泉の思い出はありますでしょうか。部活の合宿の時の温泉宿とか日帰り旅行の途中での温泉とか、思い出の温泉があることと思います。
青森県は全国的に見ても屈指の温泉県です。温泉施設の数でも、泉質の良さでも、温泉マニアにとって青森県を外すことはあり得ません。医学部の教授の中にも当地の温泉にハマっている方が少なからずいることを私は知っています。
写真1は弘前市石川の道の駅の近くにある「花の湯」です。
青森県の温泉の特徴の一つは”温泉銭湯”という形式が多いことだと思います。安価で日常的に温泉に入ることができる所、それもその日の気分で泉質を選んで
入れる、という所は全国的にもそうあるものではありません。さらりとしたお湯も、硫黄の湯(桜ヶ丘温泉など)も、金気の湯やしょっぱい湯(白馬龍神温泉など)も、モール系の湯(津軽長寿温泉など)も、近場で、選んで、入れるのです。
写真2は、大鰐温泉駅の近くの「湯の駅 鰐com」です。
弘前市内からもう少し足を延ばせばさらに魅力的な温泉が待っています。平川市の「新屋温泉」はその泉質 から日本一の温泉銭湯との評判があります。板柳町の「あすなろ温泉」のお湯はアブラ臭好きにははずすことのできない温泉です。さらに足を延ばせば、上北や十和田 、三沢方面にも良い温泉が沢山あります。
今回は、思い出そう、ではなくて、学生さんにもぜひ青森県の温泉を楽しんでほしいと思い、紹介しました。