年末年始の話題に何が良いかと考えましたが、老舗の和菓子屋さんというテーマを思いつきました。お正月は和菓子の趣ですよね。それに老舗の、年月を重ねるというのも縁起がよさそうです。
城下町であったためでしょうか、弘前は和菓子の老舗が多いと思いました。名店が多く、今回選んだお店の他にも名を挙げるべきお店がいくつか思い浮かびましたが、今回は皆さんの思い出ともつながっていそうな2店を選んでみました。
1枚目の写真は、大学病院のすぐ近く「大阪屋」さんです。創業380年余だそうで、写真の向かって左側、建物にはめ込んである黒いプレートは「趣のある建物」の銘板です。通学時にこのお店の前を行き来した方も多いと思います。市民にとって「大阪屋の羊羹」はお祝いの品として慣例のようになっていて、貰ってありがたいものです。また、津軽藩御用達の「冬夏」や「竹流し」も老舗を感じる味わいです。
2枚目の写真は、中三の裏手、土渕川をはさんだ反対側にある「寿々炉(すずろ)」さんです。以前はルネス街の裏口、中央弘前駅の反対側にもお店がありました(写真の左上参照)。夏場の「竹ようかん」が私のお気に入りです。ところで、私は「寿々炉の箱菓子を買って、協同タクシーに乗って・・」という伝説を聞いたことがありましたが、その話の真偽はよくわかりませんでした
。皆さんの思い出は、いかがですか?