今シーズンも予想はずれの大雪でしたが、2月も下旬に入り道端の雪も大分黒ずんできて、春が大分近づいてきたのが感じられます。とは言うものの屋外はまだあまり色の無い風景です。その中で弘前周辺の冬の風物詩をさがしていたら、今月はこの2つが思い当たりました。
対照的な2種類の鳥です。ひとつは白鳥、もうひとつはハシブトガラスです。
1枚目の写真は、弘前市の隣の藤崎町の平川沿い、昔からの白鳥飛来地で、定番の写真撮影スポットです。鳥インフルエンザの問題が大きくなってから白鳥への餌付けが禁止されて、それ以降集まってくる白鳥の数が大分減りましたが、まだこのような雰囲気で、家族連れを楽しませてくれています。(こっそり餌付けしている人もいますよ)
2枚目の写真は、品川町辺りの民家の屋根の上です。
ハシブトガラスがたむろしています。まだ夕方の明るい時間帯なのでそれほど多くは集まっていませんが、暗くなるにつれてカラスはあちらこちらから集まってきて夜を過ごします。大学病院周辺や元寺町周辺、弘前公園などが多く集まる場所で、あの手この手で追い払っているのに、いつの頃からか冬の風物詩となってしまったように思います。歩道上の電線の上にも多く止まっているので、足元の雪にも頭上からの“落し物”にも注意しなければなりません。