冬の弘前公園を訪れたことはありますでしょうか。園内に道がついているのかどうかもわからないし、見る物もなさそうだし、と、冬にはあまり足が向かない場所ではありますが、本丸の石垣の工事の進捗状況や、雪灯篭祭りの準備状況が気になって、行ってみました。公園内の道のりはすれ違いができるくらいの道幅できちんと踏み固められていて、園内を散策するのに支障はないようになっていました。
1枚目の写真は、下乗橋から見たお城と堀の様子です。しっかり堀の中が埋め立てられ、重機が入っていました。お城や石垣の様子はまだそのままでした。今後、お城が移動(曳家)されるようですが、今年の桜祭りの時には、まだこの位置で見ることができるようです。
2枚目の写真は、本丸から岩木山方向を見たものです。足元の池の対岸に、たくさんのミニかまくらの作りかけが見えます。雪灯篭祭りが始まれば、園内の道沿いに作られたたくさんの雪灯籠のほか、このかまくらの中に火が灯されて、公園の夜を彩ります。今年は2月7日~ 11日の祭り期間となっています。雪灯篭や雪像の管理の都合もあってか準備期間も祭り期間も短めで、まだこのような状況ですが、予定通りに準備は進んでいるようでした。この祭りは今回が39回目で、私が中学生の頃に始まり、その頃は「作った祭りってどうなるの?」と思いましたが、弘前公園に雪灯篭とはよく考えたもので夜の祭りはとても幻想的、すっかり定着した祭りとなりました。